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2016年1月

2016年1月 6日 (水)

動くSL雄姿再び

    山北「鉄道の町」復活へというタイトルが紙面を躍りました。

日本の交通の大動脈と言えば、江戸時代の昔から東海道と
相場は決まっています。21世紀になった現代でも、新東名
高速やリニア新幹線が開発され、大動脈をさらに二重に強化
しようとしていることでも明らかでしょう。

その元祖東海道線が湯河原から熱海にトンネルで抜ける前は、
小田原を通らず手前の国府津から御殿場を回って峠越えを
していたのです。

新線開通で従来路線は地方ローカル線に格下げ、御殿場線と
なりました。しかし、路線の名称が変わっても通る場所は同じ
ですから、峠越えも従来どおり同じです。

そこで、旧東海道時代から大型の貨物機が導入され、日本の
大動脈を支えました。その機関区があったのが山北です。

現代でも往時を偲ばせる長大なプラットホームから見える旧
機関区跡に、日本最大の蒸機が極上のコンディションで保存
されてきましたが、これがこの度空気圧によって動態に戻さ
れることになったと新聞報道されました。

D5270.jpg

D52という機関車は、京都の梅小路にも最終製造機が保存
されていますが、JR関係所以外での保存機の中ではここが
最も保存状態がよく、今でも注油すれば動きそうなくらいです。
この素晴らしい状態に維持管理されたきた保存会の方々の
長年の努力が報われるときが来ました。

なにしろ日本で最大の蒸気機関車ですから、その最大サイズの
ボイラから鳴らされる汽笛は最大音量という理屈です。

山北駅は渓谷の谷間に位置するロケーションですので、日本
最大音量の蒸機の汽笛が山北山地にこだますることになり
ます。

この音を聞くためにだけでも、日本全国から好き者が大勢
集まってくるでしょう。山北が「鉄道の町」としていよいよ
復活します。

我々は歴史の証人として、両眼でしかと見届けましょう。

感謝!
   
       
   

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